長野市出身の田中悠一五段。
地元開催の棋王戦・・・「来るかな?来るよね?」と気を揉んでいたら
やっぱり来てくださいました!
というわけで、このページにはレポート内に入りきらなかった田中悠一先生のお写真を置いておきます。
「この会場にいる皆様はチケットが当たった幸運な方たちなんですよね」
「その幸運をすこしわたしたちに分けてください(笑)」
次の一手終了後の行方九段と田中五段
抽選に当たったのに会場内にいらっしゃらない方がいました。
普通だったらその方は失格となってすぐに次の抽選しそうなものですが、行方先生が最後まで
「〇〇さん、いませんか?」
と、気にかけてくださっていました。
でも結局該当の方が現れず・・・。
進行の関係でその方の分を抽選し直し、別の方に賞品をお渡しした直後現れた〇〇さん。
行方先生は運営の方にお願いして、無事〇〇さんにも賞品が渡されました。
次の一手終了後、休憩に入る直前の行方先生と田中先生の会話。
行方九段「いやあ、よかったよ。当たった人に賞品が渡せて。
せっかく当たったんだもんね。もらえなかったら気の毒だよね。
ほんと、よかった。よかった」
田中先生 (にこにこしてうなずく)
行方先生、心底「よかった、よかった」を連発・・・やさしすぎる・・・。
日本一優しい空間がここにありました。
この日からちょうど1週間前の1月19日(日)に、行方九段と田中五段は長野県佐久市で行われた高校将棋冬季研修会に来てくださっていました。→令和4年度長野県高等学校冬季将棋研修会レポート
偶然にも2週続けて長野にご来訪。
これをご縁に行方先生にも、これから長野県にちょくちょくいらしていただけたら嬉しいです。
2月5日(日)6日(月)の信濃毎日新聞は永久保存版です!
文責:長野県将棋情報サイト